うつ病


自律神経失調症やうつ病はあなたの命を守るためには必要な存在

心に症状がでます。
楽しさやうれしさ、悲しみや怒りなどの感情を感じなくなり、むしろむなしさ、空虚感、喪失感を感じるようになります。
それは、脳=心と考えると大脳新皮質がマイナスのサイクルを作り出し負の連鎖を増幅したため自分の心を自分でコントロールできなくなってしまったからです。

うつ病

また自律神経失調症は交感神経が働いて副交感神経が働かない状態でしたが、うつ病は交感神経も働かなくなった状態です。
交感神経も働かないので動くことも出来なくなります。

休まず働きすぎてしまい、このままでは死んでしまうと防衛反応が働き脳の回路を遮断し動けなくしてしまうのです。
ちょうど電気の使いすぎによりブレーカーが落ちるようなものです。
ですから、自律神経失調症やうつ病はあなたの命を守るためには必要な存在であるとも言えます。
そうでもしないと、あなたはきっと死ぬまで頑張り続けてしまうからです。

心や体にでる症状は、あなたに危険を教えてくれるサインなのです。
症状を出すのが目的ではなく命を守るための一つの手段として、症状をだしているだけなのです。
けっして治らない病気ではないのです。
まず、あなたがやるべきことは、ストレスから遠ざかり休むことです。
疲れたら休養をとり、元気になれば問題に取り組む。
これは自然の摂理です。

 

うつな人ほど強くなれる(本当に強い人ほど弱さを知っている)

うつな人ほど強くなれる野口敬著書のタイトルですが、わたしはこの言葉が好きです。

たしかに、この病気になると、すごく弱くなります。
何もできなくなります。
だからといって弱い人が病気になるのかと言えばけっしてありません。
逆にこんなに辛い病気をくぐり抜けた人は、とても強くなり強く優しい心を持って人と向き合えるのです。

よく言われるようにかかりやすい人とかかりにくい人がいるのも事実です。

かかりやすい人とは、まじめで繊細、責任感が強く、妥協せず真っ直ぐに生きようとするタイプが多いのです。
このような条件こそ成功の条件ではないでしょうか?
私自身、この病気を克服したことにより人生も大きく変わりました。
この病気と対峙することは自分の心と向き合う厳しく辛い心の修行だと思います。
その修行をくぐってきたわけですから、世の中にある並みの試練は苦になりません。
何よりも辛い自分の心との戦いに打ち勝ってきましたから。
わたしがこの病気にこだわる理由はここにあります。
あなたも幸せまであと一息です。成功する権利はもうあるのです。

ストレスを正しく理解できれば、自律神経失調症やうつ病も怖くない

ストレスについても正しく理解されていない方が多いのできちんと理解することが大切です。

特に自律神経失調症やうつ病の大きな原因はストレスだからです。
さらに現代はストレス社会です。

非常に一般的な病気と言えます。
最近の疫学調査では、過去にうつ病にかかったことのある成人は15人に一人と推定されています。
今後もますます自律神経失調症やうつ病の患者さんが増えると思われます。
まさか自分が、あの人に限って、という先入観はまったく意味がありません。

ストレスとは脳と体にかかるものです。
一般的にはストレスというと精神的ストレスの事を指している方がほとんどですが、ストレスには4つの種類があります。

  1. 精神的ストレス
    良くご存知のものです。さまざまな人間関係の他に満員電車なども精神的ストレスです。
  2. 構造的ストレス
    骨盤の歪みや背骨のゆがみは脳にストレスをかけています。
    悪い姿勢で長時間いると知らず知らずにストレスを感じているのです。
  3. 科学的ストレス
    排気ガスやタバコなど体に入ってくるものですから、栄養の過不足もストレスになります。
  4. 温度のストレス

ストレスを悪化させないために

これらのストレスは積み木のように1つ1つ積み上げられていきます。

例えば10個積み上げると倒れてしまうとすれば、その時が症状が悪化するときだと思ってください。
構造的ストレス4個、温度・湿度のストレス2個、化学的ストレス3個、もう9個ですので小さな精神的ストレスが1個でも症状は悪化します。
このような症状の人がいくら精神的ストレスを開放したところで改善はされません。
この場合は構造的ストレスが4個で一番多いのでこれを解放することがベストですね。
そうすれば、6個ですので精神的ストレスの1個や2個つみあがっても症状は悪化することはないのです。

ちなみに精神的ストレスと構造的ストレスは、自分でもある程度開放できますが酷くなりすぎると治療しないと開放されません。
ですが、温度・湿度のストレスや化学的ストレスは、自己療法として、あなた自身がやらないと開放できません。
これが、あなたが主役であり、あなた自身が治すことの理由の一つです。

ストレス